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【画材研究】シュミンケ顔料で伝統的な絵の具作り

ピグモンさんでゲットしたシュミンケの「ウルトラマリンブルーディープ」顔料。
顔料だと結構お手頃なお値段でした。
なのにこの量!使いまくるよ!

材料は上の写真の通り。
顔料、絵皿、アラビアゴムメディウム、はちみつです。

セヌリエも蜂蜜入り絵の具だけど・・・・
はちみつや水あめは、昔から絵の具の保湿剤として使われてきたそうです。
今は工業用グリセリンに替わっているとか。

アリさん寄ってこないか心配ですがw
昔ながらの絵の具を作ってみたいと思います。適当に。

・・・混ぜるだけなの。

メディウムと蜂蜜を少し垂らして筆で練りこみます。
混ぜるっていうより、練る。飽和状態になったらメディウムを足します。


絵の具らしくなってきました。
蜂蜜の香りのシュミンケ!笑
甘い香り!入れすぎたかな!?まあいいや!!

試し塗り。

うん!すてきなウルトラマリン!
粒子が粗いね!

粒子が粗い・・・そう、もうひとつやってみたかった実験が。

じゃじゃん。

マッチベーシックウォーターカラーのマゼンタ!
これと混ぜ混ぜします。


まぁ、紫になるよな。

試し塗り。

き、きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
分離!!


じわわーん。

顔料から手作りして分離色を作れるとは思いませんでした。やったー!

上が写真、下がスキャンです。限りなく実物と色を合わせています。
ブランドの本物には質は劣りますが、こういう手作りは工作や実験的で楽しいし、絵にもさらに愛情が湧きます。

これを宇宙・宝石系イラストに使いたいと思います^^