展示情報更新しました

初個展「イリデッセンス」その2。具体的な解説など。

動画後編です!


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後編は、宇宙〜理想郷「セレスティアル」、最後のグッズコーナーまでです。
雰囲気動画ですw

 
さて、個展開催を決定する際、まずはじめに展示名だけが思い浮かびました。
「イリデッセンス」は、よくエフェクト画材や鉱物世界で使われている用語です。
光の波長などによって、鉱物が虹色に輝く光学現象。 語源は、ギリシャ神話の天地を結ぶ虹の女神 「Iris(イリス)」から。
身近なものでは、シャボン玉、CDの裏面、玉虫やモルフォ蝶の翅 (はね) などに見られる干渉色が挙げられます。

これが、私の描く絵のイメージに余りにもピッタリだったのです。サブタイトルは、「虹色の結晶をあつめて」。

近年、生き方や働き方、個性の多様性が広がり、世界もどんどん身近なものになっています。
まさに色彩の広がりように。
個性とはなにか、道とはなにか、自分の色は何色なのか、普遍の美とはなにか。
そんなことを考えながら制作をしました。
かわいい石たち、星座や星雲たち、今まで出会った沢山の方々を見ながら、「人間もこのように、多種多様で美しい」と感じました。
小さな地球に共に住みながら、それぞれの色の輝きを放ち、いつか虹色の結晶になることを願って・・・という想いが込められています。

 
そして構成ですが、会場の形が特殊なのでそれを活かしたいと思ったのと、「美術館のようにしたい」とアイデアが湧きました。
「1、個性の石たち」「2、民族と世界」「3、宇宙の神秘」「4、天上の理想郷」という4部構成です。
個性の石=自分自身からはじまって、磨いて作って理想郷に到達する、というイメージです。

これは、併せて画集もそういう構成にしようとリンクさせました。
絵の大きさを調整しながら、会場の形に合わせてレイアウトしていきました。
ぎりぎりでしたが、何とか納まりました・・・w
実はもうちょっと余白の美が欲しかったなという所感です。「会場埋まるのか!?」という考えの中必死で描きまくったので笑

 
おかげさまで、たくさんの方々に足を運んでいただけて、感想もいただけて感謝です。
「美術館みたい」と気づいてくださった方もいらっしゃって嬉しすぎましたw

 
インテリアに関しては、吊り下げる布を買ったり、自分の家にある雑貨や石をごそっと持ってきて飾った感じです。
それがいい感じに世界観を醸し出していて、昼〜昼下がり〜夜にかけて、飽きることなく楽しめる景色になりました。
個人的にサンキャッチャー吊るして良かったな・・・
真っ白なキャンバス(会場)を、自分色に染めていく感覚、これは個展でしか味わえない醍醐味です。
写真も動画も自分が一番撮りまくりましたw

やはり私は自分の世界観をグッと出していく方が性に合ってるなとつくづく感じた個展。
また個展とか少人数での展示とかしたいです〜!

 
今回足を運べなかった方にも満足いただけるように、もっと作品も自分自身もレベルを上げて前に進みたいと思います!
本当にありがとうございました★

 
追記:需要あれば、個展の準備の方法について記事にまとめてシェアしたいと思います。
今後の個展したい!という作家さまの参考になれば・・・!